((無題))

昨日、久々に筆を握った。
マタの筆は最近でもタマに握っていたが。


以前から懐疑による無気力と虚無感でスランプのような状態が続いていた
・・・話すと長くなる。
であるからしてそのコトの周辺は端折りながら書く。


昨日手を加えたのは夏休み前から描いてて夏休み後半で中断した絵である

ちょうど、夏休みという孤独な時間の中でいろんな思考、思案、思想が巡りにめぐっていたためにこのころより描けなくなる。
デッサンを毎日やる予定だったが、モチーフを見、鉛筆を持ち、忠実に紙に描く、この作業がそのころの悩みの種と呼応して筆が止まる。
何を描いているのか、また、以前どうやって描いていたのか、どう描いたらいいのか。
そのあおりをうけて、例の絵も描けなくなり、フラフラしていた。

夏休みが過ぎ、様々なものを取り入れ、それがまとまってくると、スランプから抜け出した
かに思えたが、やはり描けないのだ。
何故・・・
それが簡単に分かればイイ。


最近は「マアナンニセヨ、トニカク描カネバ、ナ」と思うのでその木製パネルをほっぽり出しておいた。
まあ、昨日まで描かなかったんだが。

昨日はその無気力を逆手にとり、考えを捨ててみた。
それだけじゃまとわりついたものはとれねいので昔に描いた少し大きい絵をほっぽり出してみた。
「ナルホド」と思って絵具を出し、混ぜ、塗る。
実際にはなるほどなどと思っていない。
自己暗示のために絵を出したんダ。

今朝もういちど考えてみると、自分は自分を制御できていないのではないか、と思った。
実際そうだろう、だからもっと描いていかねばならん。
・・・デッサンも・・・しよう。

まあなんにせよ、だ