労働の悲喜劇
また月曜日が来たので、シフトの確認へ行く。
案の定、名前が無い。
”これはもう言わなきゃな”と思ってたら、店長のほうから話しかけてきた。
「○○さん、いつから入れるの?」 え?
「何時から入れるかも分かんないから、困るんだけど」 え?
そ ん な こ と は ず っ と 前 に 書 い て 提 出 し て お い た の だ が 。
「○○さん、2か月ぐらい休んでたやん」 はい。
「その期間を取り戻すのって結構大変なんよ」 ・・・はい。
「これからも休まれると困るんだけど、演劇とかはもうないの?」 え、はい。
「あんまり休むようだったらウチじゃ雇って行けないし」 ・・・。
「あれ?ガッコーの演劇部とか入ってるんやないの?」 いいえ。
「じゃあ映画はなんやったの?」 それは進路の決定の・・・うんちゃら・・・かんちゃら・・・。
「進路の決定?」 はい、まだいろいろな分野で迷っているので・・・。
「いろいろなって何?」
...................(中略)
「休んでた間に忘れた仕事を覚えなおさなきゃいけないし」 ・・・。
「そういうの、これからがんばれる?」 ・・・はい。
「家で復習とかしてきてや」 はい。
「そういう気がないんやったらウチでは雇えない」 ・・・。
「がんばれるの?」 はい
「ホントにがんばれる?」 はい、がんばります。
よっぽど信用無いんだな・・・・・・。
いい機会だったし、やめちゃえばよかったかな・・・。
・・・くよくよしててもしょうがねえさ。
なんだかんだいって契約更新しちゃったし。
また働いて働くだけさ。
帰りの駅のホームで スズメが虫を捕食してるのを見ました。